Co-op（コープ）留学
Coop留学とは、学業と就労を組み合わせたプログラムのことです。
前半期間でビジネスに関する専門分野について学校で学び、後半期間では前半で学んだことを活かして企業でインターンシップを行います。
授業は全て英語で受講するため英語力はもちろん、プラスアルファでビジネスの知識・スキルも身につける事が出来、さらに海外での就労経験も積めるとても魅力的なプログラムになっています。
将来のキャリアアップやキャリアチェンジ、日本帰国後の就職・転職活動に活かせるため、学生・社会人問わず人気のプログラムとなっています。
プログラム期間
多くのCo-op（コープ）プログラムが1年（座学6カ月＋就労6カ月）もしくは、2年（座学1年間＋就労1年間）の期間でプログラムを提供しています。
しかし、学校によっては6カ月～の短期プログラムを提供していることもあります。
カナダでの生活を通して、カナダへの滞在をさらに伸ばしたいという方も多くいらっしゃいます。
その場合は、コープの後にワーキングホリデープログラムを利用して、さらにカナダへの滞在を伸ばすこともできます。
Coopで1年間のプログラムを受講する場合は、さらにワーホリで1年間滞在を伸ばすことができるので、最大2年間の滞在を実現できます。
2年間のCoopプログラムの場合は、ワーホリを利用して最大3年間の滞在が可能となるため、なるべく長い滞在をご希望の方にはおすすめの方法です。
入学に必要な英語力
Co-op（コープ）プログラムの場合、授業は全て英語になり、授業内ではグループワークやディスカッション、プレゼンテーションなども多く含まれるため、入学するためには各学校・プログラムで定められた英語力を満たす必要があります。
日本で主流とされているTOEICのスコアを認めている学校は少なく、基本的にはIELTSやTOEFLなどのスコアを入学基準として定めている学校が多いです。
ただし、上記の試験のスコアを持っていない場合には、学校独自の無料のテストを受講することも可能となっているため、わざわざ高い受験料を払ってIELTSなどの試験を受ける必要はありません。
※州によっては、公式テストの受験が必須の場合もございます。
★ テストに合格した場合
直接カレッジに入学が可能となるため、そのまま申込手続きに進むことができます。
★ 合格点に満たなかった場合
カレッジと提携している語学学校で英語力を上げてからカレッジをスタートすることが可能です。
（語学学校に通学する目安の期間は、テスト結果に合わせて学校が算出してくれます。）
学校からのアドバイスを元に、語学学校とカレッジを両方申し込みます。
語学学校が必要な場合、語学学校の費用が別途必要になることはもちろん、語学学校期間は現地で働くことができないため、現地での生活費も必要になります。
どうしても節約をしたい場合には、日本からオンラインで語学学校の授業を受講できる学校もありますので、ご希望の方は弊社スタッフへご相談ください。
Co-opプログラム受講中の収入について
Coopプログラムでは、前半の座学期間も学校に行きつつパートタイムでお仕事が可能なため、現地での生活費をある程度稼ぐ事ができ、現地での生活費を抑えつつ留学を実現することができます。
ホームステイに滞在した際にかかってくる1ヶ月あたりの最低生活費は、上記の表の通り、約$1450〜$1700です。
一方で、BC州（バンクーバー）で働いた場合の収入は以下の通りとなっており、週に24時間働いた場合でも最低限の生活費をほぼ賄うことができるのです。
飲食などのサービス業で働いた場合、基本給に加えてチップをもらうことができるので、外食費や交際費まで、全ての生活費を賄えている方も多くいらっしゃいます。
※アルバイト・仕事先のシフトによっては週によって働ける時間数に変動がある場合もございますので必ずしも最大時間働ける保証はありません。
Co-opプログラムの種類について
多くの学校が提供している人気なCo-op（コープ）のプログラムとして、「ホスピタリティ」「カスタマーサービス」「ビジネス」などが挙げられます。
これらの分野は、幅広いビジネス環境で活かすことが出来、また学校側で求められる英語力が低めに設定されているため、チャレンジしやすい分野として人気があります。
一方で、近年需要が増えているプログラムは、「デジタルマーケティング」「IT関連」「WEBデザイン」などが挙げられます。
学ぶ内容がより専門的になるため、先ほどのプログラムと比べると高めの英語力が必要となりますが、キャリアチェンジを目指してこれらのプログラムを受講される方が年々増えています。
その他にも、「貿易」「幼児教育」「翻訳・通訳」など、より専門性の高い分野を提供している学校もあります。
＜Co-op（コープ）プログラム例＞
＜Co-opプログラム例＞
- ホスピタリティプログラム
- カスタマーサービスプログラム
- ビジネスプログラム
- デジタルマーケティングプログラム
- IT・WEB開発プログラム
- UI/UX・Webデザイナープログラム
- 貿易プログラム
- 幼児教育プログラム
1｜ ホスピタリティプログラム
将来的に、ホテルやウェディング業界、観光業界、レストラン、カフェなどの飲食業界でのキャリアを目指している方におすすめのプログラムです。
【授業内容の例】
異文化コミュニケーション、フード・ビバレッジ管理、フロントオフィス業務、リスクマネジメント、 ハウスキーピング、ホスピタリティ業界、観光業界、ホテル/レストラン運営 等
【入学に必要な英語力の目安】
TOEIC 650 – 700以上、IELTS 5.0以上
【オススメの学校】
2｜カスタマーサービスプログラム
将来的に、お客様と接する仕事に就きたい方向けのプログラムです。
どの業界でも幅広く活用することができるプログラムのため、将来就きたい具体的な業界・職種が決まっていない方にもオススメです。
【授業内容の例】
カスタマーサービス、マーケティング、 効果的なコミュニケーション、チームマネジメント、リーダーシップ 、人事の基礎、営業テクニック、イベント企画 等
【入学に必要な英語力の目安】
TOEIC 650 – 700以上、IELTS 4.5以上
【オススメの学校】
3｜ビジネスプログラム
将来的に、営業やオフィス職を目指している方向けのプログラムです。
どの業界でも幅広く活用することができるプログラムのため、将来就きたい具体的な業界が決まっていない方にもオススメです。
【授業内容の例】
リーダーシップ、マーケティング、ビジネスの基礎、組織行動/消費者心理、人材管理/人事、プロジェクト管理、ブランドプロモーション、会計/法律の基礎 等
【入学に必要な英語力の目安】
TOEIC 700以上、IELTS 5.0以上
【オススメの学校】
4｜デジタルマーケティングプログラム
将来的に、マーケティング関連の仕事をしたい方、SNSマーケター、オンライン広告スペシャリストとしてのキャリアを目指している方にオススメのプログラムです。
【授業内容の例】
デジタルマーケティング戦略SNSマーケティング、ワードプレス、検索エンジン最適化（SEO）、オンライン広告、Google Web分析、フォトショップ、Webデザイン 等
【入学に必要な英語力の目安】
TOEIC 850以上、IELTS 5.5以上
【オススメの学校】
5｜IT・WEB開発プログラム
将来的に、WEB開発者、プログラマー、エンジニアなどのIT関連のキャリアを目指している方にオススメのプログラムです。
【授業内容の例】
ウェブ開発、ソフトウェア設計開発 、アプリ開発、データエンジニア・分析、データベース管理、JavaScript、ビジネス分析とシステム設計、確率と統計の基礎 等
【入学に必要な英語力の目安】
TOEIC 850以上、IELTS 5.5以上
【オススメの学校】
6｜UI/UX・WEBデザイナープログラム
将来的に、UI/UX関連のWEBデザイナーなどのキャリアを目指している方にオススメのプログラムです。
【授業内容の例】
デザインの基礎、情報デザイン、デザインコミュニケーション、UXの基礎、Web 開発の基礎、デザイン入門、UI のビジュアル デザイン、UI のデザイン ツール 等
【入学に必要な英語力の目安】
TOEIC 850以上、IELTS 5.5以上
【オススメの学校】
7｜貿易プログラム
将来的に、貿易関連や商社などの海外と日本を繋ぐような仕事をしたい方にオススメのプログラムです。
【授業内容の例】
国際ビジネスの環境、国際貿易マネジメント、物流プロセス、物流に対する経済的影響、運輸法、プロジェクト管理、会計入門、マクロ経済学 等
【入学に必要な英語力の目安】
TOEIC 700以上、IELTS 5.0以上
【オススメの学校】
8｜幼児教育プログラム
将来的に、海外の保育園や幼稚園で働きたい人、カナダでの永住権を視野に入れている人、将来自分の子供に英語教育をしたい人、日本で英語幼児教育のビジネスをしたい人にオススメのプログラムです。
【授業内容の例】
幼児教育の歴史、子供の成長と発達理解、子供の行動を導くアプローチ、健康、安全、栄養、対人コミュニケーション、早期学習の計画・開発、保育と福祉、創造的表現 等
【入学に必要な英語力の目安】
TOEIC 800以上、IELTS 5.5以上