留学系YouTuber アオナツBlog/カナダ留学のせいしゅんの留学での変化

大学4年生の6月から2月までカナダにコープ留学。同時に「アオナツBlog」という名前でYouTubeを開始し、留学のリアルな情報を現地から発信してきた。バンクーバーの学校ではビジネスファンデーションコースを勉強して、その後、留学エージェント「エンジョイカナダ」のSNS担当として働き始める。そんな、留学生でありYouTuberである彼は、現地での生活を通してどんな発見をし、どんなことを学んだのでしょうか。

留学のきっかけ

漠然とした憧れから始まった留学

僕がカナダに留学したきっかけは本当に単純なもので、好きな女優さんが出てる総合商社をモチーフにしたドラマも見て、「世界で戦える商社マンになりたい」と思ったからです。そこで、”商社マンになるための条件”のようなものをインターネットで調べると、最低条件として「英語力」が出てきたので、大学では留学をしようと決めました。

留学スタート

挫折と最高の友達との出会い

挫折から始まった留学生活

僕は留学前、7ヶ月間オンライン英会話をしていたので「まあ日常英会話くらいは余裕でしょ」と思っていました。しかし、現実はそんなに甘くなく、カナダに着いてから現地の人の言ってる事の8割は聞き取れないわ、まともに欲しいものも注文できないわで、もう日本に帰ってやろうかなとも思いました。そしてさらに追い討ちをかけるように、楽しみにしていた学校も、コロナの影響でオンラインになってしまったり、先生の言っている事が全く分からなかったりで、留学当初は毎日焦って生活していましたね。そんな感じで挫折からのスタートでした。

最高の友達との出会い

そんな挫折から立ち直るきっかけとなったのは、友達との出会いでした。カナダでは日本と違って、誰かに誘われてパーティーやご飯に行くと、必ずと言っていいほど知らない人がいます。(笑) なので、友達の友達と仲良くなれるチャンスがたくさんあります。実際に僕も、友達の誕生日パーティーで出会ったコリアンカナディアンの子とすごく仲良くなって、週2で遊ぶくらいの仲になりました。このようにして友達が増えてくると、どんどん生活が楽しくなり、バンクーバー最高だなと思えるようになりました。英語を使う機会も増えるので、自然に英語力も向上していき、もういいことしかなかったですね!まぁ僕は英語力の向上をなかなか感じられませんでしたけど。(笑)

徐々に感じ始めた小さな成長

友達やYouTubeを通してもらった元気

元気をくれた友達の言葉

留学から半年経ったくらいの頃、久しぶりにあった友達に「せいしゅん、めっちゃ英語上達してるじゃん」と言われました。正直、自分自身では現地に来てからの英語力の変化をあまり感じていなく、焦りを感じていたのです。しかし、よく考えたら友達の言っている事のほとんどを理解できていたし、自分の思っている事もなんとなく伝えられていたんです。やっぱり、自分自身では成長を感じる事があまりなかったので、この友達の一言は本当に嬉しくて、英語ができるだけで色んな人と楽しく会話ができるんだなと改めて実感しました。

YouTubeのコメントからもらった元気と勇気

留学とほぼ同じ時期、僕はYouTubeを始めました。そこである動画のコメントに、「せいしゅん君めっちゃ英語上達してる!」であったり、「せいしゅん君みたいになれるように頑張る!」とコメントして下さった人がいて、もうそのコメントを見て本当に泣きそうになりました。(笑)コメントやDMで応援メッセージや質問を頂くたびに、元気と勇気をもらって、それが僕の頑張る原動力に変わっていたんです。この時に、自分では気づいていなかったけど、確実に成長してるんだなと思いました。

留学を通して学んだこと

視野の広い考え方と幸せを追求することの大切さ

人を自分の価値基準で見ない

僕の中での1番の学びは、「人を自分の価値基準で見ない」大切さです。やっぱり日本にいると、ほとんどの人が日本人で文化も考え方もある程度似通っている人が多いです。しかし、カナダは多国籍な国で、街を歩いていると、英語だけではなく、スペイン語、中国語、韓国語、ポルトガル語、日本語など、様々な言語が聞こえてきます。そのため、現地で関わる人も色々なバックグラウンドを持った人達になるので、価値観が違ったり、自分が当たり前だと思っている事が、ある人にとってはそうじゃないということが頻繁に起こります。そんな時、自分の価値基準だけでその人を見てしまうと、その人から学べることは限られてしまいますし、お互いを理解することも仲良くなることもできません。なので、そこでジャッジメンタルにならずに「その考え方の背景にはどんな文化や出来事、教育があったのかな?」と考えることがすごく大切になってくるのです。僕は日本にいる時からこの事を意識していましたが、バンクーバーでの生活を経て改めて、他人を自分の価値基準だけで判断してはいけないことの大切さを学んだし、多国籍な環境での生活の中で自分の思考回路が自然と変化したことで、より寛容な人間になれました。

幸せのために生きることの大切さ

もう一つの学びは、「幸せのために生きる事の大切さ」です。僕の勝手なイメージかもしれませんが、日本人の多くは気づかぬうちに、自分の幸せのために働くという事を忘れている気がします。カナダに来てその事を強く感じました。バンクーバーに住んでいる人の多くは、自分の幸せに従って生きていて、仕事が終わったらすぐにビーチに行ってパーティーをしたり、ワークライフバランスをすごく大事にしています。カナダ人に人生において何が大切かを質問すると、家族との時間や自分の趣味の時間という人がほとんどです。僕が日本にいた時は、自分の幸せに目を向ける事があまりなく、会社でどう活躍するかばかり考えていました。しかし自分自身、なんで仕事をするのかを真剣に考えてみると、自分の幸せを満たしたり、他人の幸せを満たすためだなと思いました。この自分の幸せのために生きるという考え方を当たり前のように持っている人が多い環境だからこそ、カナダでの生活を通して僕自身も幸せについて考えるようになりました。この事は将来の自分にとって本当に大きな学びでした。

留学を考えている方にメッセージ

僕が留学をするかどうか迷っている人に伝えたいメッセージは、“人生一度きり”という事ですね。すごくありきたりな事ではあるのですが、この事を頭で分かっている人は多くても、実際行動できてる人はすごく少ないと思います。やっぱり留学というのは時間もお金もかかりますし、一旦今自分がいる環境から飛び出して、新しい土地で挑戦する事はすごく怖いです。しかし、自分のやりたい事をやらずに死んでいく方が僕は怖いです。もし今、留学をするかどうか迷っている人がいるのであれば、自分自身に問いかけてみて下さい。勇気を持って挑戦するか、やらないで死んでいくか。そうすれば自ずと答えは見えてくると思います。

まとめ

いかがだったでしょうか。1年間の留学でカレッジでの授業のみならず、YouTuberとしての活動や現地での就職まで成し遂げたセイシュンさんですが、彼の成功の裏には挫折や苦労もたくさんあったようですね。

彼も話していましたが、留学では世界中に友達を作れたりパーティーしたりなど、映画やドラマで見るようなキラキラした楽しい時間もたくさんありますが、英語でコミュニケーションを取る上での苦労や異文化での生活ならではの苦労などもたくさんあります。ですが、そういった一つ一つの試練を乗り越えていくことで、留学を終える頃には大きく成長した自分に変わることができるのです!私たちエンジョイカナダは、留学エージェントでありお客様一人一人の応援隊でもあります。みなさまが留学を通して、レベルアップしたり夢を叶えたりできるよう全力でサポートさせていただきますので、叶えたい目標や夢がある方はぜひ声かけください。

Hiyori

日本で高校を卒業後、バンクーバーへ渡航し現地のカレッジに通う現役大学生。バンクーバーに来るなり街並みや雰囲気に惚れ込み、現在永住権取得を目標にデジタルマーケティングを勉強中。海外進学経験者としてバンクーバー留学のリアルな情報をお届けします!

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