【バンクーバー】新型コロナウイルスにおける出入国制限の最新情報
新型コロナウイルスの流行が始まってから約2年。一時期は国境が閉ざされるほど厳しい水際対策が講じられていましたが、徐々に規制も緩和されてきました。こちらの記事では、2022年4月時点の最新カナダ入国情報そして日本への帰国情報を徹底解説していきます! カナダ入国時について 入国が可能なビザ 現在カナダ政府では以下のビザの発給を行なっています。 観光ビザ 学生ビザ ワーキングホリデービザなどの就労ビザ 新型コロナウイルスのワクチンを入国の14日前までに2回以上接種している方は、観光目的の渡航も認められています!入国の可否については、入国目的のほか、ワクチン接種状況によって異なりますので、こちらのリンクから自分が渡航可能であるかをご確認くださいませ。 入国時に必要なもの ワクチンを2回以上接種済みの方 パスポート 英語またはフランス語で書かれたワクチンの接種証明書 ArriveCANのレシート(登録方法はこちらから) 空港到着時のPCR検査事前登録(登録方法はこちらから) ビザの許可証、または有効なビザ(観光ビザで入国する場合を除く) 入学許可証(学生の場合) 帰りの航空券(観光ビザで入国する場合) ワクチンの接種が2回未満の方 パスポート ArriveCANのレシート(登録方法はこちらから) カナダ到着日の前日に実施された迅速高原検査 [Rapid antigen test]、もしくはカナダ到着予定時刻から72時間以内に実施されたPCR検査による陰性証明書(英語またはフランス語表記のもの) ビザの許可証、または有効なビザ(観光ビザで入国する場合を除く) 入学許可証(学生の場合) 帰りの航空券(観光ビザで入国する場合) ※ ごく一部の例外措置対象者以外は搭乗に際するワクチン接種が義務付けられています。 日本からカナダ入国時の水際対策についてのまとめ ワクチン接種回数 日本出国時のPCR検査 バンクーバー入国時のPCR検査 自己隔離 入国後8日目のPCR検査 0回 必須 必須 必須 必須 1回 必須 必須 必須 必須 2回以上 不要 空港でランダムに選ばれた人のみ 不要 不要 日本帰国時について 帰国時に必要なもの 出国前72時間以内に受けた検査の陰性証明書(4月6日にワクチンを3回以上接種済みの方は陰性証明が不要と記載しておりましたが誤りで、ワクチンの接種回数を問わず陰性証明が義務付けられています。) 入国者健康居所確認アプリ【MySOS】の登録(詳しい登録方法はこちら) ファストトラックの登録(こちらはオプショナルですが登録しておくと入国手続きをスムーズに行えます) ファストトラックとは ファストトラックはArriveCANの日本バージョンのようなもので、入国時に必要な情報を事前に入力しておくことで検疫手続きをスムーズに行うことを目的に作られたアプリです。上記で紹介した入国者健康居所確認アプリ【MySOS】から検疫手続き事前登録というボタンをタップすることで手続きができます。アプリの指示に従って、質問表や誓約書、ワクチン証明書やカナダ出国前の陰性証明書などをアップロードするだけなのでとても簡単に登録ができます。詳しい情報はこちらを参照ください。(ファストトラックについて) 日本帰国時の隔離について 2022年4月の時点でのカナダから日本へ帰国した際の隔離については以下のようになっています。 ワクチンを3回以上接種済みの方 入国後の自己隔離の義務はございません。しかし入国後10日間は、検温などを行って健康状態の確認をすることが推奨されています。 ワクチンの接種が3回未満の方 入国後に原則7日間の隔離を自宅で行う必要があります。しかし、入国後3日目以降に自主検査を受け、陰性の結果を高瀬労働省に届け出て、確認が取れた時点で自主隔離の義務はなくなります。日本帰国後の隔離に関する詳しい内容はこちらをご覧ください。 バンクーバーの規制 最後に、バンクーバーのあるブリティッシュコロンビア州の現在のコロナウイルスに関する規制についてご紹介します。 マスクの着用について BC州では昨年の秋頃から屋内の公共施設でのマスク着用が義務化されていましたが、2022年3月11日以降、義務から推奨へと変わりました。実際のところ、電車などの公共交通機関では約7割くらいの方は今でもマスクを着用しています。 ワクチン接種証明について BC州ではレストランやジムなどの利用に2回以上のワクチン接種証明が必要とされていましたが、こちらの規制も2022年4月8日以降廃止となりました。そのため、ワクチン接種が必要になるのは主にカナダ入国時と学校へ通学する際になります。 現在もレストランやカフェなど、場所によってはソーシャルディスタンスを保つために席が減らされていたり、バリアが設置されていたりしますが、コロナに関する規制はほとんど無くなり、コロナ前の生活に戻りつつあります。これから夏に向けて様々なイベントが開催予定なので、このまま規制が厳しくなることなく開催できることを願っております。 規制は緩和しているものの、コロナウイルスは今も流行しているので感染対策を心がけて夏を楽しみましょう!