コープ留学のメリット・デメリットとは
皆さんはカナダで留学するとなったら何を思い浮かべますか。
一般的には、学生ビザで学校に通ったり、ワーキングホリデーで働くなどの選択肢が思いつくでしょう。
そして、留学する方法の一つとしてcoop と呼ばれるプログラムがあるのをご存知でしょうか。
今回はそんなcoop留学のメリット・デメリットについて解説したいと思います。
coop ビザとは
coop ビザとは有給インターンを含む学習プログラムを履修する際に必要になる就労許可付きのビザのことです。
つまりcoop留学を簡単に説明すると、在学中に仕事ができ、後半部分では有給インターンを経験することができるプログラムということになります。
coop留学メリット・デメリット
coop留学は他の留学プログラムとは違い、学生ビザで働くことができる特殊なプログラムです。
よって他のプログラムにはみられないメリット・デメリットがあります。
coop留学をするメリットは下記の3つです。
- 勉強と仕事の両立ができる
- レベルの高い環境で勉强ができる
- インターンで貴重な体験ができる
勉強と仕事の両立ができる
留学にはなにかとお金がかかりますよね。特に日本と比べ、カナダは物価が高いので、「勉強しながら働いて、お金を稼ぎたい」と考える方も多いのではないでしょうか。
それを可能にするのがcoop ビザです。
coopビザは在学期間中に働くことが許可されているビザなので、勉強と仕事の両立が可能になります。
また、勉強している業界の仕事に就けば、実務経験を積むこともできるので、生活費を稼ぎながら学歩ことが可能です。
レベルの高い環境で勉强ができる
coopプログラムでは、後半の有給インターンの期間が特に大切にされています。
resumeの書き方や面接の練習など、後半のインターンに向けたサポートを多く提供している学校がほとんどです。
インターンといえど、学生は実際に企業から給料を受け取りますよね。
学校にはそんな企業で活躍できるような人材を育成するためのカリキュラムが組まれているなので当然、英語力もそれなりのレベルが求められます。
そんな「企業での仕事」を最終目標にしたcoopプログラムを提供している学校にはそれだけ、意識と英語力がもともと高い人が集まります。
真剣に勉強をしたい方にはとても良い環境になるでしょう。
インターンで貴重な体験ができる
coop留学の一番の特徴であり、最大のメリットです。後半のインターン期間内に、学校で学んだことを実際の企業で実践することができます。
実際に企業で働くという経験はとても価値のあるものですし、将来必ず役に立つでしょう。
また、前半の在学期間中に、学校側からの仕事探しのサポートがあるところが多いです。
coopプログラムは学校と企業が協力して学生に仕事を体験させるという名目の制度です。なのでcoopプログラムを提供している学校は生徒の仕事探しから、履歴書の書き方、面接練習までサポートしてくれる学校が多いです。
また、企業と提携している学校も多いので、自分で仕事を探すより、理想の仕事に就ける可能性が高くなります。
このように coop留学は目標次第では、かなり魅力的な留学形態ですが、もちろんデメリットもあります。
考えられるデメリットは下記の2つです。
- 希望の職種につけるとは限らない
- 時間が無くなる
希望の職種に就けるとは限らない
coop プログラムは在学期間の後半で有給インターンを行うことができるプログラムです。
いくら学校のサポートがあるとはいえ、企業側も学生を雇うために給料を払うので、その分野においてある程度の能力を求められるでしょう。
やりたい仕事に就けるかどうかは最終的に学生本人の能力に依存します。
また、学校によってサポートの手厚さが異なるため、学校選びにもにも注意が必要です。
時間が無くなる
coop留学に興味がある方の多くは、勉強しながら働きたいと考えていると思います。
勉強に加え仕事、更には学校の課題が重なると休日は圧倒的に少なくなります。
勉強のみに専念したい方や友達と遊ぶ時間を確保したい方にとっては少し忙しく感じるかもしれません。
まとめ
以上が考えられるcoop留学のメリット・デメリットです。
留学をするにあたって何を最優先にするかは人それぞれですが、coop留学は人によってはとても魅力的な留学プログラムです。現在留学をするか、またはどのように留学をしようか悩んでいる方はぜひcoop留学を選択肢の1つに入れてみてください。