カナダの高校生活

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~部活編~


こんにちは、カナダのBurnabyの高校に通っている高校生です!今回はカナダの高校の部活とクラブについてご紹介していきます!主にBurnabyの高校についてになりますが参考にして頂けると嬉しいです:)

BLOG #1(カナダの高校を簡単にご紹介!)はこちらから→​​​​ 高校生活 #1

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部活ってあるの?

カナダの高校にもたくさんの部活がございます。しかし、日本のような三年間同じ部活に入り続ける形ではなく、シーズンごとに異なるクラブが活動します。そのため、毎シーズン参加する必要はなく、自由に決めることができるので無理なく部活を続けることができます!

具体的なシーズンごとの運動部の一覧は下記のような形です。

秋(9月〜12月)冬(1〜3月)春(4〜6月)夏(7〜8月)
バレーボール, サッカー,水泳, クロスカントリー, ラグビーレスリング, バスケットボール,バレーボールバドミントン、テニス、陸上、ネットボール、フリスビー夏休みのため活動はないです。

誰でも入れるスポーツもあればトライアウトという審査に合格しなければ入部することができないチームもあります。例えば、バレーボールやバドミントン、バスケットボールなどはTトライアウトが必要です。一方で、入部希望人数が少なかったり、陸上などの個人戦のスポーツでは、トライアウトがないことが多いです。

TRYOUTとは?

カナダの高校の運動部は、レギュラーと補欠だけの少ない人数で構成されることが多いです。そのため、部を結成する段階で、上手な人を見極められるよう、トライアウトが行われます。トライアウトの基準は学校のチームの強さによりますが、傾向としては、日本の中学校の部活に三年間所属し、ある程度のスキルを持っていたらトライアウトに受かりやすいと思います。

トライアウトが行われる時期は、シーズンが始まる少し前です。学校ごとに各部が(運動部)それぞれのinstagramアカウントで告知をしてるので、フォローをして情報を見逃さないようにしましょう!

私の経験談

私は日本の地方の公立中学を卒業し、Grade 10(高校1年生)でバーナビーの高校に入りました。中学では三年間バドミントン部でバドミントンをしていましたが、あまり強くないチームだったのと、コロナの影響で練習できない期間が続いたので、試合はほとんど経験したことがありませんでした。バドミントンも中学生で始めたのでそこまで上手いかと言ったら正直普通です(笑)しかし、バドミントンは好きだったし、運動したいし、友達も作りたいなあっと思い、学校のバトミントン部のトライアウトを受けてみました。

まず驚いたのが 、トライアウトを受けにきた人の多さです!80人くらいいたらしいです。。。しかしその中から選ばれたのは十人ほど。トライアウトではコーチのような先生と軽く、クリア・スマッシュ・ドロップなど(バドミントンのテクニック)をして終わりました。あまりにも人が多く、これが一次審査という形になりました。その日の夜、メールで一次審査合格の通知が届き、後日二次審査に行きました。二次審査では一次審査よりも長めに先生と打ったり、他の候補者と5点マッチで軽くゲームしたりしました。そして、私は無事に合格し、その年のバドミントン部に入れました。

日本では強くなかったですが、カナダのバトミントン部では一番手にもなりました!正直、とは言ってもバド部の9割は中国系です。なので上手い人はうまいです。でも、日本の部活のように基礎はしっかりしていなくて素振りなどはなく実践練習しかしなかったです。

スケジュールは月木 練習 3:30-6:00、火金他校と練習試合 3:10-終わるまでと多忙でした。日本は基本的に毎日練習してたまに土日に試合があったり、夏季大会春季大会などの大きな大会がありますよね。カナダは試合だらけです。私はシングルスなのでかなりメンタルはしんどかったです(笑)試合の日は自分の学校である時もあれば、他校の体育館に行かないといけないこともあったのでその日の最後の授業を早退して部員のみんなで電車やバスに乗って行きました。授業を休んだりしないといけないし、放課後も忙しくなるので大変ですがいい思い出になるし、新しいことを経験できて充実した二ヶ月でした。

クラブとは?

クラブとは部活ではなく休み時間や放課後に集まって会議したりアクティビティをしたりする学生組織のことです。学校のクラブにはその学校の生徒なら誰でも参加できます。たくさんの種類があるので興味のあるものには色々行ってみてください。チェス、数学、リーダーシップ、漫画、音楽、美術、裁縫、ビジネスなどなど豊富なバリエーションです。ボランティアの機会を提供してくれたりService Hourという大学の受験に記入できるメリットがもらえたりもします。​​​​イベントを企画したり、同じ趣味を深めたり、リーダーシップを培ったり、友達の輪を広げたり、楽しいですよ!私はリーダーシップクラブ、Interactクラブ、バドミントンクラブに参加しました。バドミントンクラブは週に一回放課後体育館でバドミントンがあるので友達とバドをゆるくしてます。リーダーシップクラブはイベントの企画や学校のデコレーション、Interactはイベントの計画や食べ物を売ったりなどを主にしています。

自分でクラブを作りたい!というときは?

自分が入りたいクラブがなかったときや何かやりたいクラブがあるときは自分で作ることも可能です。作り方は学校のホームページのStudent Governmentのページに書いてあると思います。(クラブなどの学生組織はStudents Government が管理しているので)

実は私も最近新しいクラブを立ち上げました!部長tなので自分で全部計画したりしたので準備は大変でしたが無事1回目の会議を終えました!私は世界について知ったり、文化について学ぶクラブを立ち上げました。毎週一回お昼休みの会議で世界の面白い文化の違いや、一つの国にフォーカスしてその国の魅力をみんなに伝えたり、放課後に伝統の食べ物を作ったりする予定です。初めての会議では15人ほどきてくれてすごく嬉しかったです!!現地の子はもちろん、同じ留学生もきてくれました。これから先色々計画して自分で企画実行できるのがすごく楽しみです!

どういう準備をしたかというと、まず一人の友達に副部長になって欲しいと頼んで顧問になってくれる先生を探しました。その後書類をもらってクラブの詳細を書いて提出し、後日Students Governmentの会議でプレゼンをしてOKがもらえればあとはそのクラブのインスタアカウントを作って、ポスターを作って宣伝活動します。そこからは会議の準備をしたりExecutive(Executiveはそれぞれ役職があり、クラブの手伝いをする部員)の募集をしたりします。

私は新しいことにチャレンジしたかったのと、何か思い出に残るような大きなことにチャレンジしたいと思って思い立ったら即行動してました(笑)自分のクラブを作りたいときはまずは他のクラブがどのように運営しているのかを知ったり学んでから計画すること、クラブの詳細、目的、計画をしっかり考えておくことをおすすめします!新しい大きなチャレンジだとは思いますが応援しています!

まとめ

今日は高校の部活とクラブについてご紹介しました。自分の体験談が多くなってしまったのですが参考になっていれば嬉しいです。部活もクラブもユニークで面白いし、友達づくりのきっかけになったり、新しいことを学べたりするのでぜひ参加してみてください!ここまで読んでいただきありがとうございました!それではまた次のBLOGで!

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