31歳を過ぎてカナダで働きながら留学をする方法を徹底解説 | カナダ留学

日本で頑張ってきたキャリアを生かして海外にチャレンジしてみたいけど、年齢的にワーキングホリデーはもう使えない。。。

と、どうすればいいかわからずに悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

実は、『31歳を過ぎている方でもカナダで働く方法』があります!

実際に、私も留学したいなと思ったときにはすでに30歳を過ぎており、そこから留学の準備などを考えるとワーホリの申請には間に合わない年齢だったため、ワーホリが使えずにカナダ留学をした1人です。

第二のキャリアを海外で築きたい! 31歳を過ぎてるけど留学してみたい!

そんな方向けに、私の体験談を交えながら、どうすればカナダで働くことが出来るのかをお伝えしていきます。

31歳を過ぎてカナダで働く方法

今回は、31歳を過ぎていてもカナダで働くことが出来る下記4つの方法をご説明していきます。

◉コープ留学(私立カレッジ)

◉公立カレッジ

◉ROワーホリ

◉LMIA

コープ留学(私立カレッジ)

コープ留学とは、自分の興味のあるビジネスの専門分野について学校で学び、学んだ内容に関連する職種でお仕事(インターン)をするという一連の流れが全てセットになっているプログラムのことを言います。

(コーププログラムに関する詳細はコチラの記事をご覧ください★)

期間は1年~2年で提供している学校が多く、プログラムは「ホスピタリティ」「カスタマーサービス」「ビジネス」「デジタルマーケティング」「IT関連」「貿易」「幼児教育」「翻訳・通訳」「社会福祉」「医療事務」などの専門分野から自分が興味のあるプログラムをお選びいただくことが出来ます。

私はこのコーププログラムを利用しましたが、私の通っていた学校では20代だけでなく30代の方も多く通われており、同じように社会人を経験してからコープ留学に来ている方が多かったため、様々な国の働き方や結婚、教育、移住、今後のキャリアなどの情報交換が出来てとても楽しかったです。

英語でビジネスについて学び、現地でその分野に関連した仕事経験が得られるため、キャリアアップを目指している社会人の方にとても人気のプログラムです。

こんな人にオススメ!

◉スキルアップにつながるようなビジネスの勉強がしたい方

◉語学力だけでなく、プラスアルファでスキルや経験を得たい方

◉カナダで働いてみたい方

公立カレッジ

公立カレッジに進学をする場合、卒業後に最長3年間の就労ビザが申請出来る為、将来的に移民を検討している方にとてもオススメの留学方法です。

カナダの公立カレッジとは、日本の専門学校や短期大学に近く、2年制のコースが一般的です。

2年間のプログラムに通った場合、『3年間分の就労ビザ』を申請することが可能となるため、最低でも合計で5年間のカナダ滞在が可能となります。

もう少し短いプログラムもあり、例えば8カ月のプログラムに通った場合であれば、『8-12か月分の就労ビザ』を申請することが可能です。

選べるプログラムも私立カレッジと比べても非常に多く、より自分の興味のある分野を選ぶことが出来ます。

ただし、デメリットとして、『学費が高い』『求められる英語力が高い』ということが挙げられます。

英語力に関しては、規定に満たない場合、提携している語学学校に通っていただき、英語力を上げてから公立カレッジに入学することも可能です。

こんな人にオススメ!

◉高い英語力を持っており、将来カナダに移民を考えている方

◉より専門的なプログラムを求めている方

◉予算に余裕があり、周りに日本人のいない環境を求めている方

ROワーホリ

ROワーホリ(セカンドワーホリ)とは、以前ワーキングホリデーを利用したことがある方でも、さらに31歳以上でも申し込むことが出来る、最近出来たばかりの新しいプログラムです。

このROワーホリは、31歳を過ぎている方でも35歳以下であれば申請することが可能です。

ただし、通常のワーホリとは違い、申し込み枠が非常に少ないため、申請をしたからと言って必ずしも申請が通るわけではありません。

また、このプログラムへの参加費用も約60~80万円ほどかかると言われており、通常のワーキングホリデーと比べると、高い参加費のお支払いが必要になります。

しかし、ROワーホリを使用した場合の滞在期間中は、学校に行くのもどんな仕事をするのも自由です。

さらに、将来的に移民を考えている方にとって、この期間での職歴は移民ポイントにカウントされるのも大変嬉しい点です。

こんな人にオススメ!

◉カナダでの滞在期間中を自由に過ごしたい方

◉ROワーホリの申請に向けてしっかりと準備が出来る方

◉31歳を過ぎて通常のワーホリを使うことが出来ない方

LMIAを取得する

この方法は、カナダの企業ですでに働いている方向けの方法になります。

まず、カナダで働くためには、必ず『就労ビザ』が必要ですが、学校を卒業してしまったり、ワーホリが終了してしまうと同時に今まで持っていた『就労ビザ』も切れてしまうため、カナダで働き続けることが出来ません。

しかし、留学期間中に働いていた企業から『LMIA』をもらうことが出来れば、就労ビザの申請が可能となる為、その後もカナダで働き続けることが出来るんです。

LMIAとは・・?

LMIA(正式名称:Labour Market Impact Assessment)とは、企業にスポンサーとなってもらい、企業が外国人を雇うために政府の審査を受け、政府から「外国人を雇用してもいいよ」と、許可を得ることを言います。

これは、外国人を雇うことによってカナダ人の雇用機会が失われないかどうかを審査したり、本当にその仕事はその外国人でないとダメなのかを判断するために必要なのです。

LMIAを申請するためには費用もかかってくるため、企業側はそう簡単にはLMIAを出してはくれません。

そのため、働いている期間の中で、企業側からスキルを認められ、「この子にもっとうちの会社で働いてほしい!」と思ってもらうことがLMIAをもらうためには不可欠なのです。

実際、カナダでは人材不足が深刻であるため、業種・業界によってはLMIAを出してくれる企業もあり、私の友達もLMIAをもらってカナダでお仕事をしている方は多くいます。

LMIAをもらっている以上、仕事を後々変えることはできないため、今後もずっとこの仕事を続けていきたいと思っている方は雇用先にLMIAを出してもらえるか確認してみましょう。

カナダで働いた経歴は、永住権を申請する際のポイントにも加算されるため、永住権獲得を狙っている方にはとても嬉しい制度です。

こんな人にオススメ!

◉今働いている企業でLMIAをGET出来そうな方

◉今の仕事をこの先も続けたい方

◉今後永住権の獲得を目指している方

まとめ

今回は31歳を過ぎてカナダで働く方法をご紹介させていただきましたが、いかがでしたか?

ワーホリが使えなくても留学する方法、カナダで働く方法はあります!

カナダでは年齢なんて関係ありません。私も31歳を過ぎてから留学しましたが、学校にはすでに結婚している方や、子供がいる方もたくさんいて、正直とても驚きました。

様々なバックグラウンドを持った方と出会い、それぞれの文化を知り、楽しみながら英語やビジネススキルを学ぶことが出来る環境がカナダにはあります。

留学するにあたり、どんな学校・プログラムを選んだらいいかわからない、そもそも将来の自分のやりたいことがわからない、などで悩んでいる方も多いと思います。

私たちの経験談からもっとたくさんのことをお伝えできると思いますので、是非一度ご相談ください!

Yukina Tsuchiya

日本で社会人として9年間勤務した後、海外に拠点を移すためにカナダに渡航し、現在Coop留学をしながら現地企業で働いています。 カナダの学校や仕事、生活環境など、日本とは違う現地のリアルな情報をたくさんお伝えしていきます!

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