大手企業を退職してカナダでコープ留学をしているひなこさんのリアルな体験談|エンジョイカナダ
みなさんこんにちは。現在留学4ヶ月目、コープ留学中のひなこです。
私は3年間化粧品会社に勤めていましたが、退職を決心しバンクーバーに渡航しました(2022年10月〜)。滞在期間は1年3ヶ月の予定で、3ヶ月は語学学校、1年間はデジタルマーケティングのコーププログラムを受講します。
趣味はアウトドア系で、バンクーバーでは学校の友達とハイキングやアイススケート、スノーボードやバスケなどをして楽しんでいます。
今回はそんな私が、「会社を辞める前に考えたこと」や「留学にきて良かったこと・大変なこと」「これからのキャリアについて」など、実際の体験談を踏まえてお伝えします。みなさんの参考になる考えがあれば幸いです。
会社を辞める前に考えたこと
化粧品会社に勤めていた3年間は、「本当にこれはやりたいことなのかな?」「私じゃなきゃいけない仕事かな?」「大企業にいるだけで安心。スキルアップに身が入らない・・・」などと、なんとなく目の前のことに身が入らなかったり、将来が不安になったりする日々を過ごしていました。そんな自分を変えたくて色々なことにチャレンジしてみるも、どれも中途半端。ただ「留学」だけは他と違いました。調べていくうちにどんどん行きたい気持ちが増していき、「本当にやりたいことはこれだ!」と久々にワクワクしたことを今でも鮮明に覚えています。留学を決心してからは、上司に退職を考えていることを正直に伝え、相談にも乗ってもらい、最終的には「応援するよ!」と背中を押してもらえました。「この会社を辞めたことを後悔しないためにも全力で頑張ろう。」と決心できました。
また同時に「Web制作」にも興味を持ち始め、キャリアチェンジを決めました。会社を退職した後に3ヶ月半Webデザインのオンラインスクールに通い、今では有難いことに日本のお仕事を任せていただきながら留学できている状態です。
留学にきて良かったこと・大変なこと
留学にきて良かったこと
留学の目的が「海外に住む経験をしてみたい」「海外の友達が欲しい」「英語が話せるようになりたい」だったので、既にほとんどの目的を達成したという意味では、本当にきて良かったと思っています。ただ「英語が話せるようになりたい」はまだまだ達成できていないので、引き続きトレーニングが必要です。
留学にきて大変なこと
周りの友達も口を揃えていうのが「日本の〜〜〜が恋しい。」です。家族、恋人、友達、美味しくて安い料理、温泉、飲み放題、街中に散りばめられているトイレなど(笑)。ただこれらは、日本を出て初めて実感できる日本の良いところで、帰国後は今まで以上にそれらの環境に感謝ができるのではないかと感じています。また日本の良くないところも発見できたので、日本を俯瞰してみることができたのは良かったと感じています。
また私の場合は、日本のWeb制作の仕事をしながら英語の勉強をしているので、時間管理がとても大変です。学校でできた友達とも遊びに行きたいし、仕事も英語の勉強もデジタルマーケティングの勉強もしたいし、いっぱいいっぱいです(笑)。時間は有限なので、優先順位をつけてやるしかないんですけどね。
これからのキャリアについて
「Web制作をしながらも、英語とデジタルマーケティングの勉強。将来何するの?」私も分かりません(笑)。ただ漠然と、時間と場所に縛られない働き方をしたいと思ってるんです。Web制作もデジタルマーケティングも、PC一台さえあれば仕事ができる。世界を旅しながら仕事をしてみるのも楽しそうですよね。もっと将来的には、外資系企業とか、英語を使う仕事(ブリッジSEなど)にも興味があります。今やっている勉強や仕事が全て将来に繋がれば一番良いんですけど、正直今は今後極めたいことを見つけるために色々なことに手をつけているような状況です。なんとなくの道筋はありますが、細かいところは探り探り見つけていこうと思っています。
これから留学に来る人に向けて
私は会社を辞めたことも、留学に来たことも全く後悔していません。むしろ生き生きと楽しく過ごせていて、本当に良かったと思っています。そのためにも現在会社に勤めている人は「自分のやりたいことは今の会社でできないかな?」「どうなったら会社を辞めたこと/留学に行ったことを後悔してしまうかな?」というのを十分に考えるといいと思います。
留学にきたら、国際色豊かな友達ができるので、色々な価値観に触れることができ、視野が広がって多角的な考え方ができるようになります。自分の人生を豊かにするための一つの選択肢として、「留学」は自信を持ってオススメできます。
既に留学に興味を持って色々と調べている人は、行動力や向上心のある方だと思います。自分の気持ちに素直になって、一歩踏み出してみませんか?人生は一度きりなので、本当にやりたいことをやり抜きましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。