カナダのスタバで働いてみて

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カナダでバリスタとして働きたい人必見!本日は、日本のスタバで3年間バイトをしていた私が、バンクーバーのスタバで働いてみての発見や感想をお話しします。

今回は応募から面接までの流れ、面接で聞かれたこと、実際に働いてみて感じたことをご紹介しようと思います。現在ワーホリやコープ留学でカナダに来ていて「カフェでバリスタとして働きたい」と思っている方の参考になれば嬉しいです。

スタバに応募したきっかけ

私は元々日本のスタバで3年間バイトをしており、カナダに来る直前にアルバイトを辞めました。正直言うと日本のスタバはかなりルールが厳しかったので、私は「スタバではもう3年間も働いたし、せっかくカナダに来たのだから心機一転違う仕事がしたい…!」と思っていました。ちなみに周りにも、もうスタバでは働かないと公言していました(笑)

ですが、カナダに来てすぐの頃、当然知り合いもいない・慣れない街でスタバを見つけるとどこか落ち着いた気持ちになり、自然とお店に入ってしまっていました。お店に入ると日本と全く同じマシンが使われていることに感動し、ラテを頼むとやはり日本と同じ味でとても心が落ち着いたことを今でも覚えています。

その時、やはりスタバは自分にとって第二の家のようなとても身近で落ち着く場所だと再認識し、もう一回そのような空間・サービスを提供する側になりたいと思い応募を決めました!

応募~面接までの流れ

まずはじめに、応募から面接までの流れをご紹介します。

カナダでの仕事探しの方法は

・求人サイトからの応募

・街を歩き求人の貼り紙を探す

・気に入ったお店に直接レジュメ(履歴書)を持っていく

・友人などの紹介

などの方法が一般的です。

一方スタバの求人情報は、スタバの公式サイトに載せられています。

スタバの応募方法で他のアルバイトと少し違うのが、オンライン応募が必須なところです。スタバの場合、もしお店に直接レジュメを持って行ったとしても必ず「オンラインで事前に応募しているかどうか」を聞かれます。店舗によりますが、事前にオンラインで応募していないとレジュメを直接店舗に持って行っても、受け取ってもらえない場合もあります。

こちらの画面が公式サイトの、求人情報画面です。しかしこちらの公式サイトにはほとんど全部の店舗の求人情報が載っており、現在募集をかけていない店舗の求人情報まで載っていることも多々あります。

そのため私は、日本でも多くの方に利用されている”Indeed”という求人サイトから応募しました。Indeedには本当に募集をかけている店舗の求人情報しか載っていないことがほとんどなので、スターバックスで働きたい方はIndeedを使うことをおすすめします。

私はカナダに到着して約2週間後にバイト探しを始めたこともあり、とりあえずIndeedで家からも通いやすい距離にある1店舗にだけ応募してみました。

下の画像のように、求人ポストに”Urgently hiring”というマークが付いている店舗に応募すると連絡が返ってくる確率が上がると思います。

実際に私もこの”Urgently hiring”のマークが付いていた店舗に応募し、応募した次の日には店舗のマネージャーから電話で連絡をもらい、早速面接に呼んで頂きました。

色々と応募方法についてお話しましたが、スタバは一度に複数の店舗に応募することができるので、働きたい店舗に片っ端からオンラインで応募し、本命の店舗にだけレジュメを直接渡しに行くなどの方法もアリだと思います!

面接~合格通知をもらうまで

面接当日は、履歴書を持参するように言われました。

面接前には好きなドリンクを1杯無料で作ってくれ、緊張しすぎずリラックスした雰囲気で面接に望むことが出来ました。

面接で聞かれた質問内容

スタバの面接はしっかりとした質問が準備されています。

面接時に聞かれた内容の一部はこのような話です。私の場合は日本でもスターバックスで働いていたので、その経験に基づいた質問もされました。

・スターバックスで働きたいと思った理由

・日本で働いていた時お客さんとどのように良い関係を築いていたか

・自分の強み・弱み

・もし働いてる中でお客さんを怒らせてしまったら、どのように対処するか

・同僚と意見が対立したとき、どのように対処するか

・チームで1つのゴールを達成したい場合どうするか

・日本で働いていた時、何を意識して新人に指導をしていたか

私が覚えているだけでも、これだけの質問をされました。質問は合計で約10個ほど聞かれ、面接の時間は恐らく30分以上あったと思います。

私は事前にネットなどで聞かれそうな質問を調べ、一通り答えられるように練習していました。実際の面接でも事前に調べていた質問と同じようなことが聞かれたので、ほとんど全ての質問に答えることが出来ました。

ですが、実際に面接時に質問をされた際、1回だけでは何を聞かれているのか理解できず、何度か聞き返してしまった場面もありました。

マネージャーの方はとても親切だったので、聞き返すとゆっくり質問内容を繰り返してくれたり、より分かりやすく言い換えてくれたりしました。また、答える際に言葉に詰まってしまった際も、決して急かさず私の言いたい事を出来る限り理解しようとしてくれました。

私が面接を受けてみて実際に感じたこととしては、もちろん最低限の英語力は必要ですが、英語力よりも答えた内容のほうを重視しているように感じました。もちろん明るくハキハキとした話し方と笑顔も大切です。

実際に働いてみて

私は現在ダウンタウンにある店舗で働いています。お客さんは観光客や留学生からビジネスマンまでさまざまです。

同僚も日本人・韓国人・中国人・インドネシア人・フィリピン人・ブラジル人・ロシア人・カナダ人など本当にさまざまで国際色豊かです。もちろん同僚とのコミュニケーションは英語です。

スターバックスは世界共通でエスプレッソマシーンなどの器具は全く同じものを使っているので、それらの使い方を覚えることにはほとんど苦労しませんでした。

また、ドリンクのレシピなども完全に同じではないものの、基本的なレシピは似ていることがほとんどでした。日本で働いていた経験から、基本的なコーヒーの知識もあったので英語でレシピを覚えることにもそれほど苦労しませんでした。

個人的に一番苦労したのはやはり英語です。

カナダでは2人に1人、またはそれ以上の確率でカスタマイズをされます。働き始めた当初はまだカナダに来てから1か月弱だったこともあり、リスニング力も低かったので、鬼のようなカスタマイズのオーダーはまるで呪文のように聞こえていました(笑)

お客さんが何を言っているのか理解できず聞き返してしまうことも多々ありましたが、そんな時でも「全然気にしなくていいよ」と言ってくれるお客さんがほとんどでした。

やはりカナダは移民国家ということもあり、英語があまり得意ではない人たちにも寛大な方が多い印象でした。

まとめ

カナダでも大人気のスタバですが、意外にもそれほど高い英語力は求められていないので留学生も多く働いています。

英語力より何より一番大切なのは、”スタバで働きたい”という気持ちと“スタバの企業理念などに共感できるか”という部分だと思います。個人的には事前に公式サイトの企業理念ページなどに目を通しておき、それを参考に質問の答えを考えて練習するのがおすすめです。

また、スタバの面接は比較的どの人にも同じ質問をしている傾向にあります。ネットなどで聞かれそうな質問を一通り練習し、スタバで働きたいという気持ちをしっかり伝えることが出来れば、必ず採用してもらえると思います!

ワーホリやコープ留学に関する詳しい情報や相談などありましたら是非エンジョイカナダにお問い合わせください。

Kurumi

留学を目標に大学に進学するも、2年連続で交換留学が中止に。留学への夢を諦めきれず、大学を休学してカナダへ渡航。現在はコーププログラムを受講し、バンクーバーにあるカレッジでデジタルマーケティングを勉強中。現地のカフェでも働いています。

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