カナダで車を購入する方法|エンジョイカナダ

特に親子で留学している方々は、カナダで車を購入することを検討したことがあるのではないでしょうか?家族分のかかる交通費や、行動範囲が広がることを考慮すると、購入のメリットが大きいでしょう。また日本で購入した車を輸入する方法もあります。購入した車をカナダで利用する方法はいくつかあるので、今回の記事ではその方法と購入までの手順を、メリット・デメリット踏まえて説明します。

自動車販売店から中古車を購入する

まず一つは、カナダ内にある中古車を購入する方法です。「オートトレーダー」や「カーグルー」などの中古車販売ウェブサイトで探すのが便利です。気に入った車が見つかったら、車の詳細情報、価格、販売店情報を確認しましょう。また車の歴史報告書(Carfaxなど)を確認し、車の過去の事故やメンテナンス履歴をチェックすることも重要です。他に保険請求の履歴・過去のオーナー数・リコールの有無・走行距離なども確認しましょう。そして実際に購入希望の車を見に行き、テストドライブを行いましょう。最後は価格交渉を行い、条件に合意したら購入手続きを進める流れになります。

メリット

・販売前にしっかりと検査され、必要に応じて修理されている

・個人よりも車の状態をしっかり理解し、説明してくれる可能性が高い

・個人から購入するよりも、売主の身元が保証されている

・自動車保険の加入を相談できる

デメリット

・個人から購入するよりも販売価格が少し高め

個人から中古車を購入する

オンラインのサービス(例: Kijiji/Craigslist/JP Canada/e-Maple/Facebook Marketplaceなど)で個人から車を探すこともできます。車の詳細情報や写真を確認し、興味を持った車を選びます。この場合も車の状態や歴史を質問し、出品している方と面会して車を確認します。車の状態に満足したら価格交渉を行い、購入手続きを進めます。

※前述「自動車販売店から中古車を購入する」に記載している確認事項も合わせて全て確認しましょう。

メリット

・基本的にどの購入方法よりも割安で購入できる

デメリット

・車の正確な情報がわからない

・購入後の問題には対応してもらえない可能性が高い

・自動車保険の加入を自分で調べて行わなければならない

日本から車を輸入する

まず最初に、カナダの車両輸入に関する規制を調査しましょう。一部の車両は安全規格や環境規制に合致していないため、輸入が認められていないかもしれません。選んだ日本車がこれらの規制を満たしていることを確認してください。また日本車を持ち込む際に支払わなければならない関税と税金があります。これは車両の年式、メーカー、モデルによって異なります。そして車の状態や歴史を確認し、輸出証明書や売買契約書、輸送関連の文書を準備します。最後に輸送方法の選択や税関手続きを行い、カナダに輸出する流れになります。

メリット

・安く状態の良い車を購入できる可能性が高い

デメリット

・日本車は製造から15年経過していないと輸入ができない

・車を手に入れるのに時間がかかる

・車が故障した時に部品を日本から仕入れる必要があり高額になる可能性がある

車を利用してカナダ生活や観光を楽しもう

広大なカナダを楽しむために、車があると大変便利です。カナダで購入するにせよ、日本から輸入するにせよ、慎重な計画と規制への準拠、細部への注意など、プロセスは盛りだくさんです。ですがその先には、カナダでの便利な生活や、多くの素晴らしい景色や経験が待っています。自分の希望にあった購入方法で車を手にいれ、カナダ生活を目一杯楽しみましょう^ ^

hinako

新卒で入社した会社を3年で辞め、カナダのバンクーバーでコープ留学中のひなこです。 現在は学校に通いながら、日本のWeb制作のお仕事やカナダのデジマのお仕事をしています。 【X:@hinako_97】

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