カレッジで資源の研究をするYuくんにインタビュー!

北海道からやってきたYuくん。カナダに来たきっかけや、学んでいることは? 徹底的にインタビューしました! カレッジで学びたい方、必見です。

カナダに来た最初の頃のことを教えてください。

2019年8月10日にやって来ました。初めはILSCという英語学校に9ヶ月通う予定でした。B4という、中級手前ぐらいのクラスに入りました。A2というレベルまで行かないと大学に進学できないのですが、今年の4月、8ヶ月でそのレベルに達して卒業できました!

素晴らしいですね! 授業の様子はどうですか?

やはり、一部オンライン授業になったのが印象的ですね。オンラインでも学生をいくつかのグループに分ける、ブレイクセッションという機能があるので、ディスカッションができるのが特徴です。

アカデミック・プレパレーションが主なので、エッセイの書き方とか、ライティング、リーディングのレベルを上げることに注力していました。

テストは、毎週小さいものがあって、大きなテストは毎月ありました。

クラスは、日本や韓国といった、アジア系の人が多かったです。あとは、イランやメキシコ、ウクライナなどからも学生が集まっていて、国際的でした。

英語学校のあとは?

今はダグラス・カレッジに通っています。Environmental Earth Science、つまり環境工学を学べるのがダグラスだったので、最初からダグラスに通うと決めていました。ILSCへの入学は、大学への入学から逆算して決めました。

特に資源のことを学んでいるのですが、きっかけは日本で通っていた時の塾の先生です。その方は環境学の先生なのですが「これからは資源がアツイ!」と仰っていました。

知れば知るほど、資源のことをもっと学ばないと、これからの人間の生活に影響が及ぶのだと知りました。

人生一度なら、より多くの人のためになる仕事をしたいと思ったので、これからも資源の研究をしていきます。

環境工学ではどんなことに注目していますか?

特に海底資源ですね。日本はご存知の通り、地震が多い国ですよね、そのため、海に巨大な施設を作ると危ないんです。でもエネルギーは必要。そういう施設のことも研究していかないといけないですね。

それから、クリーンエネルギー。例えば風力発電や、潮力発電といったものです。逆にクリーンじゃないのは石炭とか、ひと昔前のエネルギー源です。日本は資源もないし、大きく切り替える時期に来ていますし、クリーンなエネルギーに切り替えるための研究をしていきます。

とても明確な目標があってカナダにいらっしゃったのですね。カナダに来て気づいたことや学んだことはありますか?

こちらに来てから、カナダ人はもちろん、色々な国の人に出会いましたが、それぞれ自分の国を愛している人が多い人が多いことに気づきました。

もっと自分の国を愛してもいいんだ。そして、日本をもっと良くしたいなという気持ちが強くなりました。だからこそ、将来は学んだことを日本に帰って、技術発達に貢献したいと思っています。そのためにも、こちらで働くことも必要かと思っています。

日本にいた時のことを教えてください

高校は日本の普通科でした。でも大学受験で浪人したので、もう外国に行ってしまおうと思ったので、カナダに来ました。でも浪人時代が悪い訳ではなくて、本当に勉強したいものを見つける機会になりました。時間はかかったけど、選択肢が広がりましたね。

ちなみに父親は英語の先生で、留学もしていたので「そうか、お前もそういうことも考えるか」という感じで留学に積極的だったのですが、母はとにかく心配性でした。

バンクーバーを選んだ理由は?

最初はアメリカかカナダを考えていました。でもカナダの方が学費が安いのが理由のひとつですね。

留学資金は、国からJASSO奨学金を貰っています。1年で144万、4年で576万円になります。この奨学金は金利がとても低くて、借りたお金と返済額があまり変わらないのが特徴です。自分で調べて応募して、無事審査に通りました。

カナダなら、都市としてはバンクーバーかトロントで選びやすいのですが、アメリカだと都市が色々ありすぎるのも理由です。

それに、カナダは移民の国で、人種が色々なので、差別問題が少ないのも理由です。人柄もいいし、英語の訛りも少ないですしね。ただ、トロントは地理的にヨーロッパに近い分ヨーロッパ系の方が多く、アジア系に対する差別もあるかもしれないと思ったのも、バンクーバーに決めた理由です。それに、トロントは冬が極端に寒いですからね。

来てみて実際にはどうですか?

いろんな国から人が来ているので、差別の対象にならないということだけではなく、いろんな国にコネクションを広げられるのが強いですね。

地元の札幌郊外に似ているというのも、バンクーバーが好きな理由です。人々の人柄もいいし、バンクーバーを選んで良かったと思います。

でもホームレスと薬物という、悪い面もありますね。全体的にはとても綺麗な街なのですが、そういう人が集まるごく一部の地域を見れば、汚い街だなという印象もあります。

生活面はどうですか?

実を言うと、フィリピン系のホームステイで、食べ物は合わなかったです。

でも、たくさん他の国からも学生がいるお家で、インドネシア、ロシア、ブラジルと、国際色豊かでした。珍しくアフリカ系の方もいて、ウガンダとナイジェリアから来た学生でした。

ご飯は合わなかったけど、これらの同居人と話せるので、ずっと住んでいました。

今はホームステイを出て、ダウンタウンに住んでいます。バイト先が近いというのもあるし、今度は人が少なめの、静かな所に住みたかったというのもあります。

最近は料理に凝っていて、フリーコという、ジャガイモとチーズを使ったイタリア料理にこだわっています。

授業は化学、物理、地球学と、朝から夕方まであって、加えて毎日課題もあるので大変です。

時間のある時には、海辺をジョギングしたり、筋トレをしています。家の中ではNetflixで英語の勉強をしていますね。Prison Breakがリスニングにオススメですね。それから、YouTubeでのオススメはAndrei Terbeaというチャンネルです。世の中の流行っているものや問題などに対して、面白い切り口で話すチャンネルです。

とても充実した生活ですね! さて、エンジョイカナダの印象はどうですか?

オフィスの雰囲気がフレンドリーで相談しやすいのが良いですね。Yusukeさんは堅実で、物事をしっかりこなす方という感じがありますし、晶子さんは、良く話しかけてくれるので、打ち解けやすい人です。いろんな人とのコミュニケーションを取っていて、こんな人がアドバイザーだと安心です。

なんと嬉しいお言葉! では将来の学生さんに対してひと言お願いします

今まで自分が体験したことがない新しい世界に行ってみましょう! そこで新しい世界が見えます。僕は、今までの環境を突き破って、成長できたと思っていますし、新しい挑戦は、新しいスタートラインにもなります。

どんどんトライすることが大事です。そして、人の輪を広げて、自分の人生を豊かにすることができます。カナダでは、いい環境で経験を積むことができて、より新しい自分を見つけることができます。一緒に頑張りましょう!

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