カナダの小学校はどんな感じ?

近頃、条件が揃えば子供の学費が無償化できる「親子留学」の人気に火が付いてきております。
ただカナダの小学校は日本のそれとは大きく異なります。今回は親子留学を考えられている方にぜひ知っていただきたい、バンクーバーをはじめとするBC州の小学校情報をおまとめいたしました。

BC州の教育システム

日本ではもちろん、小学校6年間、中学校3年間、高校3年間となりますよね。そして義務教育は中学校まで。バンクーバーのあるBC州はそこから異なります。BC州ではエレメンタリースクールとセカンダリースクールの2つにしか分けられません。また日本のように1年生、2年生という数え方はせず、グレード1からグレード12と数えます。学区によって異なりますが、親子留学で人気のバーナビー学区ではキンダー(幼稚園)から7年生(日本の中学1年生)までの8年間がエレメンタリースクール、8年生から12年生までの5年間がセカンダリースクールとなります。さらに義務教育はグレード12までです(17歳相当)。なので「日本では中学1年生のはずなのに、カナダにいったら小学生!?」なんてこともありうるのです(笑)

小学校では送り迎えが必須?

日本の小学校では、集団登下校にて子供たちだけで通学をすることが一般的ですよね。カナダでは12歳までの子供は、親御さんが車や徒歩で送り迎えをしなくてはなりません。カナダの小学校は8:45から15:00までが一般的ですのでその時間に合わせて仕事や学校を調節する必要があります。

小学校はとにかく自由!?

カナダの小学校はとても自由です。ランドセルや制服などもちろんなく、髪型や服装にまで指定がありません。小学生で髪を染めたりピアスをすることも自由です。日本ならありえませんよね。また移民の多い国だけあり、先生も生徒も国際色が非常に豊かです。クラスも2学年が一緒となることも普通なので、人種、年齢、服装や髪型の異なる人たちと過ごすことになります。また規制も日本に比べるとかなり緩いです。スマホやお菓子の持ち込みも規制がなく授業中でもスマホで調べものをしたり、休憩時間にお菓子を食べることもできるそうです。そしてなんといっても夏休みに宿題がありません。夏休み、思いっきり遊ぶことも大事ですよね。

毎月やってくる「Pro D Day」

カナダの小学校には毎月Pro D Dayという日が設定されます。これはProfessional Development Dayの略で学校の先生が授業の準備や研修を行うことで教育の質・授業の質を高めていこうというものだそうです。この日は生徒さんはお休みとなりますのPro D Dayがいつになるかチェックする必要があります。

カナダの小学校には給食がない

上記のように、カナダの小学校には給食はありませんので親御さんがお弁当を用意しなくてはなりません。また休み時間で食べるためにお菓子も持ち込みができます。ランチタイムについても、日本での給食タイムのような先生と一緒に「いただきます」をしてから一斉に食べ始めるのとは違い、自分達で勝手に食べ始めます。ランチタイムはなんと先生が教室にいません。

今回は、カナダの小学校についてご紹介しました。弊社でも、親子留学を多数サポートさせていただいているので、興味のある方は弊社ホームページよりお問い合わせください。

ではまた!

Kaito

Enjoy Canadaスタッフのかいとです。 「情熱を込めて生きる」をモットーに皆さんの留学生活が充実したものになるようお手伝いしています。Enjoy Canadaで様々なイベントを立案し、TikTok 等SNSでも皆さんの留学を盛り上げます!

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