Duolingoと IELTS 徹底比較!

日本で有名な英語力検定といえばTOEICですよね。実はTOEICは海外ではあまり利用されていないイメージです。今回は英語圏での留学や仕事探しで非常に有効な英語検定として有名なIELTSとDuolingoについてご紹介いたします。

Duolingoについて

  1. 値段;$49USD(1ドル115円換算で税込み約6200円)
  2. 所要時間;1時間
  3. テスト形式;オンライン

Duolingoの特徴

Duolingoのテストの特徴は「便利・迅速・手頃」。24時間いつでもどこでも受験することができ、テスト結果は48時間以内に返却されます。また、他の一般的なテストでは出題形式が4技能(Reading, Writing, Listening, Speaking)で別れていることが多いですが、DuolingoはAIが受験者に合わせて問題内容を調節し、テスト形式も複合形式としてリスニングやライティングの問題が交互に出されます。英語は基本的にアメリカ英語なので日本人には取り組みやすいです。

ただDuolingoは完全オンライン授業なので実際に会場に出向いてできず、テストを受ける環境をしっかりと作る必要があります。またAIにより毎度出題されるテストの難易度も変わるため、傾向や対策がしづらく点数が伸びにくい一面もあります。新しくできた英語力検定なのでIELTSと比べるとまだ提携校が少ないのも注意ポイントです。


☆Duolingoが提携しているバンクーバーの学校

Vancouver Film School
Columbia College Vancouver
Vancouver Island University
RED Academy Vancouver
Vancouver Community College (Domestic Admission)
Vancouver Community College (International Student Admission)

Duolingoの受験が向いている人

  • 英語力検定にまだ慣れていない人、初めて受ける人
  • 行きたい学校にDuolingoが提携している人
  • 実際に会場に行かず好きな場所でリラックスしながら受験したい人

テストの設問を日本語に設定することができ、テスト時間も比較的短いのでまだあまり英語力検定の受講に慣れていない人におすすめです。ただ提携校が少なめなので事前にDuolingoが利用できるかどうか確認しておきましょう。

IELTSについて

  1. 値段;【コンピューター形式】26,400円 【ペーパー形式】25,380円
  2. 所要時間;2時間45分程度
  3. テスト形式;オンラインもしくはペーパー形式

IELTS テスト形式

・リスニング
試験時間:約30分+2分(回答の見直し時間)
セクション数:4
問題数:全40問
※ペーパーで受験するIELTS(筆記)の場合は回答の見直し時間が10分となるため、全体の試験時間は40分となります。

・リーディング
試験時間:60分
セクション数:3
問題数:全40問

・ライティング
試験時間:60分
セクション数:なし(2つのパートに分かれています)
問題数:全2問

・スピーキング
試験時間:11~14分
セクション数:なし(3つのパートに分かれています)
問題数:問題形式ではなく、試験官との1対1のインタビュー形式でおこなわれます。

※(IELTS公式サイトより抜粋)

IELTSの特徴

IELTS(International English Language Testing System)はイギリス発祥の英語試験で、世界中の11,000以上の機関がIELTSを認定しており、海外に留学や働く人のための英語能力判定試験として世界的に認知されています。IELTSアカデミックとIELTSジェネラル・トレーニングの2つのタイプがあり、テスト形式は4技能型で「リスニング」「リーディング」「ライティング」「スピーキング」の4科目です。

IELTSを受けるメリットは何と言っても国際的な認知の高さです。世界中で採用されており、留学での学校の入学基準となるだけでなく、イギリス、カナダ、オーストラリアなどへの海外移住申請としても最適なテストです。またテストのスピーキングは面接官との対面式を採用しており、実際にコミュニケーションを取ることでより実践的な英語力を測ることができます。

IELTSは受験料が高めで試験時間も長いです。また正確に英語力が測れる代わりになかなかハードで、ペーパー形式の場合受験できる会場が比較的少ないです(日本だと全国16都市)。またイギリス英語を採用しているので、特にリスニング関して、アメリカ英語に慣れている日本人は聞き取りづらい英語となります。

IELTSの受験が向いている人

・留学をする上で自分の英語力をしっかりと試したい人
・海外に移住を考えていたり、カレッジや大学に通いたい人
・タイピングが苦手で、ペーパー形式のテストを好む人

費用面や受験日数の観点から考えると、手軽に受けられるテスト、、、というわけではないですが海外留学には非常に有効な英語検定であるといえます。語学学校でもIELTS対策のESLコースを持つ学校も多くあるので、留学中にIELTSを伸ばすのも良いと思います。

まとめ

以上がDuolingoとIELTSの比較になります。それぞれの特徴がありますので自分の留学プランやテストスタイルで合っているものを選んでみてください。ではまた!

Kaito

Enjoy Canadaスタッフのかいとです。 「情熱を込めて生きる」をモットーに皆さんの留学生活が充実したものになるようお手伝いしています。Enjoy Canadaで様々なイベントを立案し、TikTok 等SNSでも皆さんの留学を盛り上げます!

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