カナダのお金とは?

昨年10月20日にコロナ対策済み学校が認定されてから、カナダに渡航される学生さんも徐々にいらっしゃいますね。

そこで気になるカナダの生活情報。今日はカナダのお金について解説します。

カナダの通貨はカナダドル。実は、2019年4月時点では、世界で6番目に流通量の多い通貨なんです。

お札は100ドル、50ドル、20ドル、10ドル、5ドル。カラフルなポリマーでできていて、もはや「紙」幣ではないのですね。一世代前までのものはしっかりと紙でできていました。ちなみにポリマー幣はオーストラリアが先駆で、カナダドル札の素材もオーストラリアから購入しているとか。

カナダの人はあまり大きな額を持ち歩きません。日本だったら1万円札や5千円札を財布に入れていても当たり前ですが、カナダ人は20ドル以下の紙幣を持ち歩くことが多いようです。

そして硬貨が2ドル、1ドル、25セント、10セント、5セントです。ほぼ見ることは無いですが、実は50セントもあります。記念硬貨セットには大抵入っていますので、どうしても欲しいという方は買ってみてもいいかもしれないですね。

あれ、1セントは無いの? と思うかもしれませんが、カナダ王立造幣局は2012年5月には新規発行を中止し、2013年2月4日をもって、流通廃止となりました。もう流通廃止から8年経つのです。1セント硬貨1枚作るのに、約1.6セントの費用がかかっていたのがその理由だと言われています。

では、支払いの時にはどうすれば良いのでしょうか? 0と5の時は、そのまま10セントか5セントで払えば良いのですが、それ以外の時は二捨三入・七捨八入となります。末尾が1か2セントなら0に切り捨て、3か4なら5に切り上げ。同様に6か7なら5に切り捨て、8か9なら0に切り上げます。長期的に見れば損も得もしないでしょ、という、日本では考えられないようなシステムですが、カナダではこのシステムが採用されています。ちなみに電子決済の場合は、そもそも現金が存在しないので、1セント単位まで、表示通りの額で支払います。

そういえば私は高校生の時にオーストラリアに行き、1セント硬貨が無いと疑問に思っていたのですが、オーストラリアはかなり前から1セントが無かったのですね。隣のニュージーランドは5セントすらなく、10セントが最低額の硬貨だとか。

しかし、正直なところ、あまりこのことを気にする必要はありません。なぜならカナダでは大抵の人がデビットカードやクレジットカードで決済します。それにコロナウイルス対策として、現金受け渡しよりも、さらに電子決済が推奨されるようになってきました。私も、正直なところ、現金を最後に使ったのがいつなのか記憶にないぐらい、現金を使うことがなくなってきました。

学生ビザやワークビザを持っていれば、銀行口座を開くことができますので、まずは口座を開いてしまい、デビットカード決済に慣れて行きましょう。また、ESLだとちょっと無理ですが、カレッジに通う学生だと、外国人でも学生用のクレジットカードを作れる場合があります。

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