休学留学のメリット・デメリット徹底解説!

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カナダには大学在学中に休学をして、半年~約1年間留学をしている学生が多くいます。なぜでしょうか?今回はそんな休学留学についてのメリット・デメリット、また休学時期によっての特徴についてまで徹底解説していきます。休学留学が気になっている大学生必見の記事です!

休学留学とは?

まずはじめに休学留学とは、日本の大学に籍を置いたまま、海外に半年〜1年間「休学」して留学することです。大学の協定校などに留学する交換留学とは異なり、自分の希望や目的に適した留学先やプログラムを幅広い選択肢から選べることが大きな特徴です。

休学留学のメリット

新卒として就活ができる

就職​活動​の​ビジネスマン​が​採用​と​キャリア​開発​の​コンセプト​に​署名 Premium写真

留学する際に多くの方が心配されるのが帰国後の就職活動についてではないでしょうか?

日本の就活市場には、まだ新卒ブランドが根強く残っています。大学を一度卒業してしまうと、もう二度と「新卒」での就職活動はできなくなってしまいます。職歴がない、または浅い大学生にとって中途採用枠での就職活動はかなり不利になってしまいます。

留学から帰国後「新卒」として就職活動ができる。これが休学留学最大のメリットだと思います。

大学の成績に問わず留学ができる

大学同士が協定を結んでいる学校に留学する交換留学は、定員が非常に少ないため、GPAや語学試験のスコアに加えて英語での面接などの厳しい出願要件を満たす必要があります。そのため希望する全員が交換留学制度を利用できるわけではありません。

休学留学では、大学の成績は求められないため、成績に問わず留学することができます。また、定員制限もないことが多いため希望した全員が留学することができます。

語学試験(TOEFL・IELTSなど)のスコアは求められることもありますが、交換留学と比べると求められるスコアは比較的低いです。また、現地の語学学校に通い基準のレベルを満たすことで、語学試験のスコアを持っていなくても入学可能な場合もあります。

留学プログラムの選択肢が広がる

交換留学の場合、留学先は大学の協定校に限られるため、協定校リストに行きたい国や大学がないことも少なくありません。

その点、休学留学の場合は留学先の大学やプログラムの選択肢は自由です。大学側が用意している留学プログラムに比べ、自分の目的や希望に合わせた留学ができる点は休学留学のとても大きな魅力と言えます。

自分の予算や語学力の範囲内で、語学留学だけにとどまらず、ワーホリや海外インターンシップなどのプログラムも選択することができます。

休学留学のデメリット

余分に費用がかかる

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交換留学は、留学先で取得した単位を日本の大学に移行できるため、ほとんどの場合留年せずに卒業することができます。また、日本の大学に学費を納めていれば、留学先の学費を納める必要はないためコストを抑えて留学することが可能です。

しかし、休学留学の場合は基本的に私費留学となってしまいます。つまり、全額自己負担となるため、金銭的負担は交換留学に比べて大きくなります。

また、学校によっては休学費用がかかる大学もあります。国公立大学は基本的に休学中の費用はかかりませんが、私立大学は施設費などの名目で休学費用がかかることが一般的です。休学中の費用については各大学によって大きく異なります。自分の通っている大学に休学費について必ず事前にチェックすることが必要です。

1年卒業が遅れる

大学を休学すると、その分就活や卒業が遅れてしまいます。

同級生と卒業の時期がずれてしまうため、帰国後は一人で大学生活を送ることも増え、寂しさを感じることも少なくないでしょう。また社会に出るのが1年遅れるということに対して大きな不安を感じる大学生も多いのではないでしょうか。

休学時期ごとのスケジュール

休学留学を考えている大学生が迷うポイントに「留学するタイミング」があると思います。

休学はそれぞれのタイミングによって、メリット・デメリットが大きく異なります。長期の休学留学を考えている大学生にとって、どの時期に留学するのがベストなのかを解説していきたいと思います。

大学2年次で休学するメリット・デメリット

メリット

・帰国後卒業まで3年間あり、一番時間がある

・余裕を持って就活に取り組める

デメリット

・留学までの準備期間が短い

・同じタイミングで留学に行く人が少ない

大学2年次で留学するメリットとしては、

大学3年次で休学するメリット・デメリット

メリット

・大学生活をバランスよく楽しめる

・余裕を持って就活に取り組める

デメリット

・ゼミ活動やサークルとの兼ね合いが難しい

大学4年次で休学するメリット・デメリット

メリット

・目的意識をしっかりと持てる

・情報収集がしやすい

デメリット

・日本での就活に出遅れてしまう

・1年間まるまる行くと、帰国後すぐに選考を受けなければならない

まとめ

今回は、休学留学のメリットやデメリットについて解説しましたがいかがでしたか?

休学留学は、幅広い選択肢の中から自分の目的に合わせた留学をすることができる点が最大の魅力です。

ただし休学は就職活動や卒業に遅れが出てしまうため、休学する前に、本当に休学は必要かしっかりと検討してみてください。

Kurumi

留学を目標に大学に進学するも、2年連続で交換留学が中止に。留学への夢を諦めきれず、大学を休学してカナダへ渡航。現在はコーププログラムを受講し、バンクーバーにあるカレッジでデジタルマーケティングを勉強中。現地のカフェでも働いています。

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