「夏至」の英語 ”Summer Solstice” から深掘りして英語に詳しくなっちゃおう!
6月21日は夏至ですね。1年の中で最も太陽が出ている時間が長い日です。
この夏至ですが、英語では “summer solstice” と言います。この単語を深掘りして、もっと英語に詳しくなっちゃいましょう。
summerはともかくとして、solsticeとは何なのでしょうか? これは、語源としてはまずsolとsticeに分かれます。
solは太陽を意味します。
ラテン語系統の言語を少しでも知っている方であれば簡単ですね。
太陽は、スペイン語ではSOL、イタリア語ではSOLe、フランス語ではSOLeilです。全部solが入っていますね。
ではsticeは?
これはラテン語で「じっと立つ」「置く」というような意味のsistere、インドヨーロッパ祖語のsta-を元にしていて、現代ではstやsistという形で現れることが多いです。
つまり、太陽がじっと立つというイメージから、一年で最も太陽が出ている時間が長い夏至のことを summer solsticeと言うようになったのですね。
さらに深掘りしましょう。solもsticeも、あなたがよく知っている単語に含まれていますよ。
まずはsolですね。暑い日。ビーチに突き刺してあるのは? そう、parasolですね。paraは「反する」という意味がありますから、「太陽を反射するもの」がパラソルというわけです。
「~の」「~のような」を意味する-arをくっつけたら? そう、solarです。ソーラー発電のsolarですね。
stやsistはどうでしょうか。
「立つ」ということであれば、最も簡単なのはstandですね。
「その方向へ」を意味するas-をsistにくっつけて「相手のそばに立ち寄る」という発想から、助けるという意味のassistなんかがありますね。
こうやって、語源から学んでいけば、どんどん語彙力もアップしていきますよ!