カナダで働くために:LMIAとは?
LMIAとは?
カナダで働きたい! でも、外国人である私たちが、そう簡単に働くことはできません。なぜなら、カナダ政府としては、まずはカナダ人と永住権保持者の雇用を優先させなければならないからです。
そう考えると、特に条件もなく、雇用主が限定されていないワーキングホリデーは、本当に特殊な就労許可証ということですね。(現在はコロナのせいで、カナダに認定されたワクチンを規定回数以上接種された方以外は、ワーホリ申し込み前に、カナダ国内の企業から仕事のオファーを得ていないといけません。ワーキングホリデーは本来は入国前に仕事を決めていてはいけません。)
そして、もう一つの方法は、企業にスポンサーとなってもらい、就労許可証を申請する方法です。そこで、外国人が働く時に重要になるのが、LMIAです。これはLabour Market Impact Assessmentの略で、外国人を雇うことによって、カナダ人や永住権保持者の雇用に対して悪影響が出ないかどうかの審査という意味です。
LMIAはあくまで審査の名称であって、就労許可証ではないので、注意してくださいね。
外国人がどれだけ企業やカナダに貢献できるのか。また、企業自体もカナダの経済に貢献できる存在であるかということも重要なポイントとなります。
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スポンサーが見つかったら、大きく分けて2つのステップがあります。
ステップ1:LMIAの申請
雇用主が出した仕事のオファーが正当なものかどうか承認をもらうために、審査が必要となります。
- ジョブオファーの審査
- 企業の事業規模についての審査
- カナダ人や永住権保持者を雇おうとした求人広告
このようなことが審査されます。最後の求人広告がなぜ審査されるかというと、要するに、最初から外国人を雇用する目的で広告を出していないかどうかの証明ということです。
LMIAの審査に合格したら次のステップへ。
ステップ2:就労許可証の申請
ステップ1でLMIAの審査に合格した段階では、まだ審査に合格しただけです。自動的に就労許可証がもらえるわけではありませんので、ここで就労許可証を申請します。
そして就労許可証が届けば、ようやく合法的に働けるようになります。
日本人がLMIAの審査をパスしやすい職種
日本食シェフ・日本食レストランマネージャー
やはりこれらは、日本人だからこそできるという部分が大きいので、就労許可につながりやすいです。
美容師
バンクーバーには日本人が勤務する美容院が多いことにお気付きでしょうか? 日本人美容師は技術力がとても高く重宝されるので、こちらもかなり有利です。
最後に
LMIA申請は、人それぞれ必要書類なども変わってくる上、手続きも煩雑です。ぜひプロフェッショナルのEnjoy Canadaにお問い合わせください。
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