カナダで働く!レジュメ、カバーレターの書き方
カナダでは仕事を探す際、日本でいう履歴書の代わりに英文履歴書(resume)を作成して応募するのが通常です。(以下レジュメ)
さらに、レジュメの他にカバーレターというものを作成してレジュメに添えて提出しなければレジュメを読んですらもらえないという事態も起こり得ます。
この記事ではそんな仕事探しに必須となってくるレジュメとカバーレターの書き方について解説したいと思います。
レジュメの書き方
レジュメは日本の履歴書とは違い決まった型がなく、基本的には用紙1枚に簡潔にまとめることが求められます。
一般的に項目は以下の通りです。
- 名前・住所・連絡先
- 志望動機
- スキルや資格
- 職歴
- 学歴
- 個人のプロフィール
実際のレジュメ
以下画像はカフェのアルバイトを想定したレジュメです。
職業欄
アルバイト経験や職業経験があるならば全て書き入れましょう。
勤務可能日
Availabilityの部分は雇用側にとって重要な情報なので、目に止まりやすい位置にレイアウトすることをお勧めします。
連絡先欄
連絡先をAvailabilityのすぐ近くに配置することによって雇用を考えている人のアクションに繋げることができる可能性があります。
ビザステータス欄
やはり、長く働いてくれる人から雇用したいという心理があるため、残りのビザ日数が長い人は書き入れましょう。
逆に、残りのビザ日数が少ない方は、あえて書かないことで次に繋げると言うことを考えた方がいいかもしれません。
面接で自分にビザ日数以上の価値があることをアピールしましょう。
スキル欄
スキル欄の充実も重要なことですが、一つ注意ポイントとして、スキルにTOEICやその他の英語資格がある場合は書き込んだ方がいいですが、言語としてEnglishと書くのはやめましょう。
引用元https://x.com/muvan22/status/1717791512229183984?s=46&t=HNKikENXLrp_qeaVvJQdow
作成する上での注意点
カナダでは仕事の経歴やすでに持っているスキルが重視されることが多いので、カフェに応募するなら過去にカフェで働いていた経験などを記載、飲食店のキッチンで働きたいならキッチンの経験を強調するなど内容は職種によって使い分けましょう。
また、誤字脱字、文法ミスなどもマイナス評価の対象になってしまうので、完成したらなるべくネイティブの友人にチェックしてもらうことをオススメします。
カバーレターの書き方
カバーレターとは、レジュメに添付する挨拶文のようなものですが、これが結構重要な役割を担っていて、選考担当者によってはレジュメよりも先に目を通して、次のスッテプに進めるかを決めるので、カバーレターもしっかりと用意しましょう。
企業に応募する際には必須となってきますが、通常アルバイトなどの応募の際には相手側が求めない限り添付する必要はありません。
しかしながら、カナダではアルバイトでも人気職種は競争が激しいので他の応募者よりも目立つためにカバーレターを添付するという方法も作戦の一つです。
こちらもレジュメ同様、用紙1枚にまとめることが望ましいです。
必要な項目について解説していきます。
- 名前・住所・連絡先
- 希望のポジション
- 自己PR
- お礼
- 締めの挨拶・自分の名前
名前・連絡先欄
最初に名前・住所・連絡先などを記入します。
日付・担当者
次に日付・担当者の名前・担当者のポジション、会社の名前、住所の記入です。
本文
そして、本文ですが、本文の構成は、
- 応募理由、志望動機、希望のポジション
- 意欲、これまでの経験、長所、自分がどう活かせるのか
- 面接のお願い、カバーレターを読んでくれたことに関する感謝
の順に簡潔に文章をまとめます。
まとめ
今回は、カナダで仕事を探す際に必要なレジュメ及びカバーレターの書き方について解説しました。
レジュメ作成はワーホリ等でカナダに来たらほとんどの人がまず最初に取り掛かるものだと思います。
自由度が高いカナダのレジュメですが共通していることは、簡潔かつ見やすいものが求められていることです。
決まった型がないからこそ、作成の段階でレイアウトや文章の簡潔さで差がでるのもシビアなところですね。
この記事をみて、皆さんの留学が良いスタートとなれば幸いです。
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